新卒で入社した会社、退職に至るまで。【転職記③】

2021.08.07

さて、webエンジニアになる心構えはできた。

あとは今の会社へ退職を伝えるのみだ。

退職を口にするといろんな声が聞こえてくる…

「仕事辞めるの?」

「このコロナ禍で雇ってくれる会社なんてないよ」
「正社員で雇ってもらえるかわからない。今よりもすごく給料下がるよ」
「今まで仕事を教えてもらった人になんとも思わないの?」

「新卒で入社したにも関わらず、2年も経たずに辞めてしまうの?」
「部署を変えてあげるから、もう少し働いてみない?」
「絶対正社員!」

うーん…

退職の”頭の”準備

退職の準備とは、書類の準備やお世話になった上司への挨拶ではない。

なんのために転職したかったか、もう一度頭の中を整理することである。

目的を見失わないこと。
私はもう一度、『どう在りたいか』を明確にした。

なんで会社をやめようと思ったか。
なぜ環境を変えて挑戦しようと思ったか。

その意思を持って、私は上司に退職を伝えた。
すると「本社配属にしてデスクワークにしてあげるから」と引き止めていただいた。

しかし、私は本社に行きたいわけではなかったし、デスクワークをしたいわけでもなかった。

ただ、会社に依存しないスキルを身につけたいから、その目的だけを明確にしていた。

転職をするといった時に、皆にいろんなことを言われたのはすごく辛かった。
せっかく前を向こうとしているの遮られる。

そう言われるとどうしても後ろ向きになる。

特に両親にはとても迷惑と心配をかけたと思う。

『両親には相談せずに、報告だけ』

相談すると引き止められることをわかっていたから。

自分で決めた道で両親を安心させてあげればいいだけじゃないか!

逃げてもいい。ただし、逃げきれ。

自分に合わない会社。
自分には向いてない仕事。

そう思う会社からは逃げても問題ないと思います。

苦手なことを無理やり得意なことにするのはとても辛い。

自分に正直になれずに不満を抱きながら働く人生は決して豊かではないはずだ。

「辞めたいと思いながら働くあなた」と
「辞めたいと思いながら働くあなたがいる会社」
どちらにもメリットがない。

だから今そんな環境であれば逃げても構わない。

ただし、逃げ切る

やめるやめる、とばかり言っていてもいい環境になるわけがない。

やめたと言ったはいいもののまだ残ることになったのであれば、環境はもっと悪くなる。
周りの辞めたいと言いながら働く人と一緒になってしまう。

今の環境が嫌なら、環境を変えるか、自分が変わるしかない。

そして自分が変わることを決めたなら、それに向かって行動を移す。

中途半端に辞めることを口にするとかき回すだけである。

逃げるなら、逃げ切る。

退職は悪か?

最終出勤日、手土産を持って、挨拶回りをしていたとき。

最後、部長に挨拶をしようとデスクに戻って来られるまで待っていた。

戻ってきた部長に挨拶するも、部長からは、

「もういいから」

の一言のみであった。

 

退職することは決して悪ではない。

人生を豊かにしようと環境を変えるためにした前向きな行動である。

ただ、今の会社への感謝も忘れてはならない。

お世話になったことも間違いないのですから。

こうして私は上司に退職を報告した2ヶ月後、私は新卒で入社した会社を1年と10ヶ月で退職した。