転職活動を始める前に、自分の市場価値を知る【転職記⑤】

2021.08.11

ポートフォリオも制作したところで、いよいよ会社へ応募を始めました。

早速転職サイトに登録し、条件を入力。

収入が止まるのが不安で、とにかく応募できそうな会社を探しました。

「今まで独学で勉強してきたスキルを活かすことができて、在宅勤務可能で、できれば私服勤務もOK…。
できれば今より年収は今より下げたくないな…。
福利厚生もしっかりしている会社がいい。」

なんて思いながら検索結果表示すると…

【条件に合う求人「0件」】

会社に応募する前に

私のように転職先を決める前に、会社を退職した方もいると思います。

失業手当が支給されるまでの約2ヶ月間とはいえ、自分の収入が止まるのは精神的にとても不安です。

 

転職活動を振り返って、自分の『市場価値』について知ることが大事だと思いました。

市場価値とは、転職市場において企業が求める能力のことです。

自分が会社を変えた時に、他の会社に必要とされる能力をどれだけ持っているか。

転職活動には欠かせません。

現在の自分の市場価値を計り、どう高めていくかをまとめました。

  • 転職しても、価値のあるスキルがいくらある?
  • 自分の市場価値を簡単に調べる。
  • 市場価値は年代によって異なる。

会社を変えても、価値のあるスキルがいくらある?

会社業務の中で、転職した時も通用するスキル、いくらもっているでしょうか?

それらの経験が、どれだけレアか、そして、他にどれだけのニーズがあるか。を考えてみましょう。

私の前職での業務の2つを例に挙げてみます。
①繊維生産機械の保全作業
②VBAを用いたExcel業務の改善

①の機械保全作業にニーズはあるかもしれない。
しかし、60年前の繊維生産機械はそれほど国内にはなく、ニーズは少ないといえます。

②のVBAを用いたExcel業務の改善を考えてみましょう。
今やExcelでデータ管理をしない会社はないでしょう。
Excelにおいては入力作業や転記作業など、自動化できればいいと思える作業は山ほどあります。

このように私の2つの例では②の経験が価値のあるスキルであることがわかります。

一度、ご自身の会社業務を洗い出して、整理することをおすすめします。

その経験がレアで、他の会社からのニーズが強ければ、あなたの市場価値は高いです。

自分の市場価値を簡単に調べる

転職活動を始める際、ほとんどの方が転職サイトに登録すると思います。

転職サイトには求人情報がたくさん載っています。

転職サイトを使うことで、
「自分が望んでいること」と「会社が望んでいること」に
どれだけ乖離があるか
知ることができます。

例えば、私の転職条件が
「年収400万」
「webエンジニア」
だったとします。

その検索条件をマイナビで検索してみましょう。

すると条件に合う求人は9件。

ある会社の募集要項、応募条件を見てみると、

このように書いてあります。

あなたは、あなたの転職条件を満たすほどのスキルを持っているか?

このように「自分の持っているスキル」と「会社が求めているスキル」に乖離があることが明確になります。
そして、市場価値を上げるためにするべきことが明らかになります。

転職サイトは、半分は応募のため、半分は市場価値の調査のために使うことをお勧めします。

重要視される市場価値は年代によって異なります

市場価値には「技術的価値」「人的価値」があります。

技術的価値とは、他の会社でも通用する技術、スキルのこと、
人的価値とは、あなただから動いてくれる人がどれだけいるか、つまりは人脈のことです。

企業から求められる能力は年代によって異ります。

20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が求められます。

20代から40代にかけて、求められる価値は「技術的価値」から「人的価値」へと徐々に変わっていきます。

あなたが今20代で転職を考えているのであれば、より専門的な知識が身につけられる会社を選ぶとグッド。

30代からは、培った専門知識を活かす経験を積。

40代からは、経験を活かして周りを巻き込んで、人脈を作る。

一概には言えませんが、どんな価値を積むべきか、ある程度の指標になります。

捨てるべきはプライド、持つべきものは素直さ

転職活動を行っていると自分は何がしたかったか、あれだけ考えたのにブレが生じることがあります。

私もそうでした。

「やっぱり年収は下げたくない!」
「自分はエンジニアに向いていないんじゃないか?」

なんてことをたくさん考えました。

転職を決める際、やりたいことができた時にすぐに飛び込める環境を作りたい、ことが目的だったはずです。

生活水準を下げることは恐れていなかったはずです。

ましては未経験だったら、過去のプライドなんか捨てて、自分の市場価値の低さを素直に受け止めましょう。

それが未経験から成長するためにはじめに持つ心構えだと思います。