
ポートフォリオを用意して、自分の市場価値を整理して、私は求人へ応募を始めました。
応募方法はマイナビ、リクナビ、Green、そして直接会社の採用ページからも応募しました。
すぐに内定はおろか、すぐに面接まで進むわけではなく、
ほとんどが書類選考落ちでした。
会社を探すのと並行して、ポートフォリオを更新する…。
その間、収入はなく、精神的にも不安定な日々…。
未経験からの転職活動は簡単ではありませんでした。
会社にとっても未経験者を雇用するリスクがあります。
最初はアルバイトや派遣からの採用でも仕方ないと思っていましたが、アルバイト雇用の壁ですら厳しかったです。
しかし、転職活動をしてくうちに、自分の転職の軸が定まり、職務経歴書や履歴書もだんだんとまとまってきました。
そんな最中、ありがたいことに面接をしていただける会社もポツポツとあり、
結果的に私は3ヶ月の転職活動を経て、あるweb制作会社に試用期間ありで雇用していただけました。
転職活動において大事なこと
どんな求人に応募したか、そして面接でどんなことを聞かれたか。
未経験でのwebエンジニアの転職活動にの進め方と、大事なことをまとめました。
私の経験から、少しでも参考にしていただければ幸いです。
- どんな求人に応募したか?
- どんな面接の準備をしたか?
- なぜ内定を頂けたか?
どんな求人に応募したか?
当たり前ですが、応募するべき求人は、応募資格の内容が理解できることです。
Webエンジニアの求人の応募資格には専門用語が多く書かれています。
使用している言語やフレームワーク。
データベースやツールなど…。
それが自分自身のポートフォリオにどの内容が反映されているとより良いと思います。
また、webエンジニアの募集条件に「実務経験◯年」と、書かれているケースもあります。
実務経験がなくても、そのスキルを証明できるポートフォリオであれば、応募してもいいと思います。
(私は1社面接していただけました。)
選考が思い通りにいかず、焦って応募する気持ちは私にもありました。
転職活動をしていくうちに、なかなか決まらず、未経験OKという言葉だけで応募してしまうことになってしまいがちです。
内定もらえそうな会社を選んで応募するのは、おすすめしません。
ある会社の社長が「できそうなこと選んでやってるのがダサい。」と仰っていて、衝撃を受けました。
転職活動中の私にはとても刺さりましたし、その通りだと思います。
「どう在りたいか」を実現するための転職ということを忘れてはならないと思いました。
「転職が目的ではない」ことを忘れてはいけません。
どんな面接の準備をしたか?
未経験の私に何の能力が求められているか、よりも、会社にマッチするか、を見られていると感じました。
自分自身と会社とのミスマッチは、どちらにとっても利益を生みません。
どうするべきか?
会社のことを徹底的に知ることだと思います。
会社のオフィシャルサイトに書いてあることはもちろん、会社のSNS、従業員のSNSまで調べました。
会社が公開している情報は収集してなるべくミスマッチを少なくするようにしておく。
面接の際に嘘をついて、会社の思想に無理やり合わせるとミスマッチを生みます。
自分自身で会社のことを調べて、マッチすると思う会社に応募することをおすすめします。
会社側も自社について調べてくれていると嬉しいはずです。
役員面接選考だけの会社はこちらから実際に働く方々と話す機会を打診するのも手だと思います。
実際に入社することになると関わることが多いのは役員の方々ではなく、現場の方々です。
働くことになった場合に同じ部署になる人たちのことを知るのも大事だと思います。
スキルを磨くことも重要ですが、会社のことについて知ることも同じぐらい重要だと思います。
なぜ内定を頂けたか?
大事なことは、嘘がなく、行動が伴っているか、だと思います。
「御社の理念に共感しました。」
なんて、正直当たり前なんです。
会社の理念にネガティブなことなんて書いているわけなんかなくて、
共感しない方がおかしいんです。
わからないことはわからないと言える素直さが未経験の人には必要だと思います。
書類選考で、何社も落とされて、やっとのことで結びついた、面接はすごく緊張しますし、私も緊張しました。
しかし、やっとの思いで通った選考ですから、緊張していてはもったいないと、考えるようにしました。
自分自身の「どう在りたいか」を、素直に言葉にできたことが内定につながると思いました。
まとめ
こうして私は約3ヶ月の転職活動を経て、転職しました。
職務経歴書や履歴書、面接の内容などは、
最初からクオリティが高いものを求めず、
転職中に磨いていくものだと思います。
転職中にいろんな人と喋り、いろんな本を読み、いろんな学びがあると思います。
それによって、自分の転職の軸が明確になって、自信にもつながります。
そしてこのブログが、あなたの転職活動の一歩を踏み出す自信になれば幸いです。