「今の仕事を辞めて転職したいけど、なにから始めればいいのかわからない…」
私も同じ悩みを持っていました。
私は新卒で入社した会社にて「このまま今の会社にいていいのか？」と思い、本屋でおもむろに本を買いました。
今まで私は、活字を読むことに苦手意識があり、ビジネス本や自己啓発本に触れることはありませんでした。
はじめての転職で不安なことも多かったですが、本を読むことで転職に対しての考え方が変わり、転職に前向きになりました。
そんな私が転職を考えた時に読んで良かった本たちを紹介します。
はじめて転職する時に読んだ本
転職の思考法／北野唯我
「このまま今の会社にいていいのか？」
という、まさしく当時の私の心境を表したコピーにやられ、手に取った一冊です。
個人的に、転職関連の本で傑作だと思っています。
この本は、転職するか悩む主人公と、彼の人生を変える“黒岩”という男の物語形式で「転職の思考法」について書かれています。
「いいか。転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息な言い訳にすぎない。人間には居場所を選ぶ権利がある。転職は『善』なんだよ。個人にとっても、社会にとっても」
という一節は、はじめての転職で不安な私に勇気をくれた記憶があります。
読み返すことも何度もありますし、転職に悩んでいる友人に勧めたこともあります。
はじめての転職で不安なことはたくさんあると思いますが、この本を読めばモヤモヤがスッキリします。
転職と副業のかけ算／moto
「転職すると年収が下がる？」
転職は年収が下がるものではなく、むしろ上がるものです。
一度の転職で業界業種を変えた転職を行うと年収が下がってしまいますが、徐々に軸をずらした転職活動をすることで、年収を下げることなく、転職することができます。
「軸ずらし転職法」として本書で説明されています。
例えば、まったく別の職種や業種に就きたいとします。まずは職種のみ変え、転職活動をし、その次の転職で業種を変える。
「二度目の転職を見据えて、一度目の転職を行う」ことが、転職では重要であるということを学びました。
自分のキャリアを見直す役に立った本
人生の経営戦略／山口周
「人生の目的がわからない…」
2025年に読んだ本で一番ためになった本です。
この本の中で印象深かったことは、持続的な幸福（ウェルビーイング）状態を築き上げるということ。
本書で設定するプロジェクトの目的は、「お金持ちになること」でも、「会社で出世すること」でも「社会的な栄誉を得ること」でもなく「持続的なウェルビーイングの状態を築くこと」です。
この目的の理由としては単純で、「我々がいつ死ぬかわからない」からです。
あくまでも“持続的”な幸福を目指す戦略が本書では示されています。
「一生懸命仕事しているのにパッとしない」であったり、「自分の何を変えたらいいかわからない」と悩む方に読んで欲しい一冊です。
ブランド – 「自分の価値」を見つける48の心得／岩田松雄
「自分の強みがわからない…」
著者は元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高責任者。
本書は、シンプルに言えば「スターバックスのような、個性的で、愛され続ける人」になるための指南書です。
この通り、“自分の価値”の見つけ方の本になります。
転職で言えば「職務経歴書や自己PRに何を書けばいい…？」と頭を悩ませる人も多いはずです。
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転職する勇気がもらえた本
私も初めて転職するときは怖かったですし不安がいっぱいでしたが、そんなときに勇気をくれた本を紹介します。
嫌われる勇気／岸見 一郎・古賀 史健
「はじめての転職で不安…」
説明不要の名著ですが、はじめて転職を考えだしたタイミングで手に取りました。
本書は、アドラーの心理学を基にした自己啓発書で、特に“対人関係”の悩みや幸福について書かれています。
今の仕事を変えて転職するとなると、退職の報告、面接、入社など、さまざまな対人関係の壁が訪れますよね。
アドラー心理学は、「他者を変える為の心理学では無く、あくまで自分自身が変わる為の心理学」です。
自分の人生を主体的に生きることができるきっかけになった一冊です。
まとめ：転職は当たり前の時代に
本は迷うことを少なくするために読むものだと思っています。
本を読んで「こんな考え方もあるんだ！」と視野が広がれば、転職に対するモヤモヤも晴れて、あなたのしたいことが明確になると思います！
あなたの転職が良いものになることを願っています🙏！
